7年ぶりのフルモデルチェンジとなったCクラス。
すでにAクラス、Bクラスと、今までのベンツからは意外というほどの価格設定をしてきた。
新たなユーザー層を広げつつある今、本命の登場だ。

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デザインはいかにも新しいベンツという感じのシャープで押し出し感がいい。
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アルミを多用したボディは、走りに軽さからくる軽快感がある。
テストコースの長いコーナーでひたすら横Gを掛けてみたが、リヤタイヤはすごく踏ん張ってなかなか破綻しない。
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レーダーパッケージ付きなら車間維持から停止、車線維持、自動緊急ブレーキが付いて
うっかり事故がかなりの確立で防げ、安全性の高さは素晴らしい。
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エンジンはC180が1.6リッターターボ、C200が2リッターターボエンジン。
山道でちょっとペースを上げたり高回転を使おうとすると1.6は少し物足りなさがでる。
そのへん2リッターは余裕がある。
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上り坂でクルーズコントロールを使い、前のクルマに追いつき減速、その後、元のスピードに戻ろうとすると
かなり急加速気味になる。もう少し穏やかな加速でいいから、制御に細やかさがあるとなおいい。
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一番安いC180が419万、オプションのレーダーパッケージが約20万。
ボディの半分がアルミになってこの値段なのは素晴らしいけど、
ボディの材質は、一般ユーザーではそんなに感動してくれないだろうから、
安全装備はオプションではなく、標準設定で出せばいい気がする。
追加すると高く感じるからね。
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またいいなと思う色々な機能や贅沢装備を見て行くと、オプション追加でけっこういい金額になっちゃう。
それを見るとやっぱりベンツって高級車なんだな、と思う。
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そうは言っても新型Cクラスは先進安全性を含めて魅力的なクルマだ。
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もし免許を持ってる年老いた両親とかがいいたら、
乗ってくれたら身内はずいぶん気が楽になるようなクルマだ。
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