
土曜日は千葉県にある袖ヶ浦サーキットで
「Tetsuya OTA出光ENJOY&SAFETY DRIVING LESSON with Volkswagen」というイベントの
インストラクターをしてきた。
今回はサーキットタクシーをVWゴルフRでやるというので
オイラ的にもすごく楽しみだった。

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280馬力の4WD。
まるでWRCを戦うPoloWRCマシンをほうふつさせるスペックだ。
エンジン、パワステ、サスペンションなどのモード切替できるスイッチがある。
「エコ」「ノーマル」「コンフォート」「カスタム」
そしてRには「レース」という挑戦的なモードが存在する。
ここはもちろん「レース」を選ぶ。
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そしてもうひとつ過激なセレクトが「ESP」と呼ばれる姿勢制御と
トラクションコントロールを完全オフにできるスイッチがある。
ドライバーズカーなんだね!!!!
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路面はウエット!
ゴルフRのパワーとDSGトランスミッションのつながりの良さで
ゴキゲンな速さを体験しつつ、制御なしのコーナリングパフォーマンスを甘受する。
ちょっとアンダー/オーバーの境目がわかりづらく、思いっきりコーナーに飛び込んで行ったらスピンした!
どうも雨のこのサーキットとオイラは相性が悪い!
何に乗っても雨だと必ず1回はスピンする!
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丁寧なターンインから軽く左足でブレーキを入れてやるとゴルフRはスーッとテールブレークしながらターンインする。
そこでアクセルを踏み込んでいくと弱カウンターでコーナリングできる!
なかなかゴキゲン!!
ただウエットだと操作がセンシティブなので「ESP」は
「スポーツ」を選ぶのが無難かな。
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で、このゴルフRで参加者の皆さんを乗せてグルグル走ったわけだけど、
雨で滑る路面だけにそこそこスリルもあって楽しんでもらえたような気がする。
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変わってて面白そうなのでちょっと乗せてもらった「ザ・ビートル R-Line」
ビートルのGTIバーションて感じで、サーキットでも結構速くて操縦性はまったりしていてこれまた結構楽しめた。
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そしてオイラ的にビッグトピックスだったのは
漫画「サーキットの狼」の作者、池沢早人師氏にお会いできたことだ。

高校の時に隣に座っていた不良が授業中、一心不乱に読んでいたのが「サーキットの狼」だった。
その影響でオイラもこの漫画を読むようになった。
生まれて初めて「ターボ」なる言葉を見たのもこの作品の中だ。
パワーが炸裂する?なんだ?ターボって!?
その謎が解けたのはそれから何年後かに日産グロリアターボを運転した時だ。
そしてやっとターボパワーというものを体感した。
なんてことを池沢氏にお会いして頭の中を駆け巡った!
やはりものすごく「サーキットの狼」に影響を受けていたんだな。
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池沢氏は笑顔を絶やさないすごく気さくな人で、
初対面のオイラのぶしつけな質問にも丁寧に答えてくれた。
当時、限られた予算の中でロータス・ヨーロッパにしようかポルシェ914にするか悩んだのだそうだ。
なんか914にしてたら「サーキットの狼は」は出なかったように気がするエピソードを聞いてドキドキした。
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「おい、カ〇カ〇 実、うらやましいだろ~」(私信ですわ!)
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